賞状を作成する際には、文字や行のバランス、レイアウトなど気をつけなくてはいけないことは色々あります。その中でとくに基本的な注意点として、「賞状の文字数」があります。

文字数については、作成する前にしっかりと文章を練ってから、作成を始めることをおすすめ致します。

賞状の文字数は、慣れない方が作成するとどうしても長い文章になってしまいがちなようです。伝えたいことを簡潔にまとめ、だいたい90文字から120文字くらいに収まった文章にするのが良いでしょう。文字数が多く文章の長過ぎる賞状は、もらう際にも読み上げる方やそれを聞いている方にも内容が伝わりにくい場合があります。

表彰したいことをなるべく短く簡単にまとめましょう。そうすることで、表彰される方にも「何を表彰されたのか?」また「何を感謝されたのか?」という内容が伝わりやすくなります。また、賞状を部屋に飾ったりした場合にも人から見てもらいやすく、「何の賞状であるか?」ということもわかりやすくなります。文字数はなるべく90文字から120文字には収めるように心がけましょう。

また、「どうしてもこれ以上短くできない」という場合には、せめて200文字以内には収めるようにしましょう。200文字を超えてくると、賞状の余白なども大分少なくなり、見た目にもゴチャゴチャとした雰囲気になってしまいます。

その他「やっぱり文字が多くなりすぎる、どうしよう…」という場合の対処としては、分けて表彰する、という方法もあります。あれもこれも1枚で表彰するから長くなりすぎる、という場合に有効な手段です。一つ一つ表彰したいことを分けて賞状を作成することで、簡潔な文章のものが作成できますよ。