様々な賞を表彰する際に使われる「賞状」ですが、この賞状には基本的なレイアウトがあるのをご存知でしょうか。もしも自分で賞状を作成する時に、この基本的なレイアウトを知っておけば、きれいな賞状を作成することができます。ぜひ覚えておくと良いでしょう。

まずは一般的な、縦書きのもののレイアウトからご紹介しましょう。縦書きの場合、賞状の右側から始まり一行目は「表彰状」と記載します。次に表彰される方の名前を、「表彰状」より小さめの文字で「◯◯殿」と書きます。中心には表彰の内容を記載します。

例えを挙げるなら「あなたは◯◯をされ、◯◯に貢献されました。よって、ここに表彰します。」などの文章が入ります。この中心の文章は、どの行もだいたい同じくらいの長さに収まるようにすると、きれいな仕上がりになりますよ。

最後に「表彰する日の日付」、「表彰状を贈る方の会社名」、「表彰状を贈る方の肩書きと名前」の順にバランスを見ながら一行ずつ記載すると良いでしょう。

横書きの賞状の場合は、縦書きのものを90度回転させてそのまま横にしたような状態になります。まず一行目には大きく「表彰状」と記載します。次に、「表彰状」よりも少し小さめの文字で右寄りに、表彰される方の名前を「◯◯殿」と記入しましょう。

中心に、表彰の内容を記載します。この時に、文章全体のバランスを見て真ん中揃えの文章になるようにしましょう。また、縦書きの時のようにすべての行がだいたい同じくらいの長さに収まると、きれいに見えます。

最後に、「表彰する日の日付」、「表彰状を贈る方の会社名」、「表彰状を贈る方の肩書きと名前」の順に一行ずつバランスを見ながら記載します。

以上のレイアウトで賞状を作成すれば、きれいな仕上がりの賞状になるでしょう。